いよいよ「ブラインド電動化に挑戦(3)」です。
これまでの記事、ブラインド電動化に挑戦(1)、ブラインド電動化に挑戦(2) をご覧ください。
これまでの試作で、コントローラーはArduino nano 、モータードライバーはA4988互換モジュールそれにモータ用12V、コントローラー用5Vの電源回路などを、50x60x100(mm)の容積に詰め込んでいきますが、容積の約半分はモーターとベルトの駆動系が占めます。
回路は操作スイッチも含めて、40x50x20(mm)をケースの側面に取付けました。
モジュール間の配線は数本です。
試作の時の入出力端子は、モジュールを密着させたため最短になるよう配置変更しました。これらはArduino nanoの入出力の設定変更で対応できるので便利です。
操作スイッチはアップ、ダウンの2個を裏付けして基板を取付けた状態で押せるようにしました。
ソフト側のステッピングモータードライバーはAccelStepperライブラリーを使っています。
アップ・ダウンスイッチとリミットスイッチの検出は単純にループで回していますので、割り込みによるスリープモードを活用した省電力などは考慮していません。
各スイッチはチョイ押しでモーターを100ステップ駆動して半回転することでブラインドの羽を少し動かします。
長押しでは決めた数だけ回転して停止します。
最上部のリミットスイッチはリードスイッチで位置検出して停止させます。
上の写真はブラインド側の操作プーリーとタイミングベルトの連係状態で、ベルトの端が少し摩耗し白くなっていますがスリップはありません。
今後もコントロールの方法でアイデアを思いついたらアップデートやっていきたいと思います。
例えば、室外・室内の照度により羽を少し開閉したり出来そうです。
ブラインド電動化に挑戦(4) でWiFiコントロールの話を書きました。