最初の「ブラインド電動化に挑戦(1)」の記事から早2年経ってしまいました。
ブラインドを購入し電動化を思い立ったのが2019年春。その時の記事に添付していませんでしたがその時の動画です。
最近、その後どうなりましたか?の叱咤激励のコメントもあって、その後を記事にしてみます。
ブラインドはタチカワ機工のtapioでサイズ、色、材質、巻き上げの方式などオーダーメイドな選択が可能なブラインドです。
ブラインドのロープを手で引っ張り内部の操作プーリを回してラダーコードを巻き上げる構造となっています。
このロープの代わりにタイミングベルトで駆動し、モータはマイコンで操作しやすいステッピングモーターにしました。(パーツは前回記事を参照してください)
ロープが掛かっていた箇所にタイミングベルトをそのまま置き換えて、操作プーリーを適度なトルクで回せるか。
また、そのためにタイミングベルトとモーターとのテンションをどうするか、この2点がやってみなきゃ解らない点でした。
操作プーリのパーツはロープガイドのピンを抜き回転軸から外します。
操作プーリーからロープを外し、ロープの替わりにタイミングベルトをそのまま装着します。
操作プーリー側にはタイミングベルトが噛み合う歯はありませんが、V形の溝と1周12個の羽がありこれが適度にタイミングベルトに噛み合いスリップすることはありません。
上の画像は試作のモーターとタイミングベルトの状態です。このプラケースではベルトのテンションに対してケースが歪んで負けてしまっています。
適度にテンションを掛けベルトを張ってやれば問題ないことが解りました。
試作のままで700日超えて使い続け、懸念された駆動系の問題も無いようで一安心です。
ここまでが、ブラインド側の駆動系の様子です。
ロープの替わりにタイミングベルトを掛けるだけですので、特に改造や手直しをするところはありませんでした。
次回ブラインド電動化に挑戦(3)は、ケースの製作と電動化のための駆動系のモーター側とコントローラー系です。
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