前回に続き、パネルの発電電力が適正な出力なのか見極める負荷を作成します。
■電子負荷の作成
いくつかの製作記事を参考に、60Wの負荷として動作する回路を決めて作ってみます。
Q1は2SK1122(Pd:100W、Id:40A)を使いました。秋月電子で2個300円です。
回路の電源は、ソースを電源として使うので別電源は不要ですが、U1にLM358を使っているので3V程度以上の電圧でないと働きません。
Q1をソース電源の負荷と見立てて、電流量をRV1で変化させることで電子負荷となります。
それから、LM358の片方が余っているので、電流値を1A=1Vで直読できるようにR5両端電圧をアンプしています。
(R5の電流が1Aの時に、TEST_1Pの端子電圧が1VになるようにVR2を調整)
右端のJ2端子にソーラーパネルを接続します。
パネルの仕様は、開放電圧:21V、短絡電流:3.7Aとなっています。
長時間の通電は想定していないので、ファンによる空冷はしていませんが、5Vのミニファンがあるので、それを付けてもいいかなと思っています。
電子負荷の特性を実測してみると、3.5V以上で直線を示しています。(2017/10/21追加)
出来上がったものは、写真のようになりました。
ほとんどがジャンク品の流用です。
上の図面には書いていませんが、電圧計を取付けています。
(これも秋月電子で300円くらい)
次回は、これを使ってテストしてみます。
つづく
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