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2015/09/26

S2001 ファイナルチューブ

 前回に引き続き、ジャンク箱を整理していたら、学生時代に買い求めた真空管が2本出てきた。
思い出してみると、当時アマチュア無線に高じて、6mバンド(50MHz帯)でのSSBによる遠距離通信(DX'er)を楽しんでいました。

 6mバンドではAMやFMの変調方式が盛んに使われていましたが、SSBは肩身が狭く50.1MHz付近で細々とやっていました。

 利用する波長が短くなると、単なるダイポールアンテナではなく、4エレメント八木や6エレメント八木のようなハイゲインのアンテナをアルミパイプで作成していました。

 さらに、無線機の送信出力を増すために、50MHz50Wパワーブースターを作る予定で、高校の修学旅行の自由時間に秋葉原に立ち寄り、S2001を2本を買い求めたものです。


 この球をP-P構成でアンプして50Wを得る予定でした。
なぜかこの目論見は実現せず、ナショナルの箱入りで文字通りお蔵入りとなったようです。
高2-3の頃ですから、進級試験やや就活やら、卒業後に故郷を離れるなどが重なったのかもしれません。

今どきは、新品箱入りは貴重品ですよね。大事にとっておこう!。


補足:
 1970年当時のアマチュア無線の資格では、50Wを出力する場合に第二級以上の資格が必要でした。



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