RaspberryPi公式ダウンロードページにはRaspbianが置かれていますが、Wheezy版です。
Debianでは2015年4月25日に、これまでの'Wheezy'(Debian7)からアップデートする'Jessie'(Debian8)がリリースされました。
そこで、Raspberry Pi2のDebianを7.xから8.2(9/5現在)へアップデートしてみました。
下のリンクは公式アナウンスです。
・Debian 8 "Jessie" released
・Debianについて
WheezyからJessieへアップデートするときに、そのパッケージされているものが一緒にアップデートされます。中には設定が変わるものがあるので注意が必要です。
パッケージされているソフトは上のJessie relesedのページに記載されています。
注意1.まずは、Wheezyを最新状態にします。ファーウェアもついでにアップデートします。
・作業の前に、必ずMicroSDメモリカードのバックアップを取ってください。
$ sudo apt-get update2.jessieをapt-getコマンドでアップデートできるようにlistを修正します。
$ sudo apt-get upgrade
$ sudo apt-get dist-upgrade
$ sudo rpi-update
/etc/apt/sources.listsources.listの中に下記の記述があるので、wheezy を jessie へ書き換えます。
deb http://mirrordirector.raspbian.org/raspbian/ wheezy main contrib non-free rpi3.これで、jeesieへのアップデート準備が整いました。
↓
deb http://mirrordirector.raspbian.org/raspbian/ jessie main contrib non-free rpi
では、アップデートしましょう。
これからのアップデートは、4時間ほどかかります!!。
途中で幾つかの問い合わせもあるので、放り投げることもできず、時々覗く程度の余裕をもって、取り掛かってください。
$ sudo apt-get update一連のアップデートが進行する途中で、設定を書き換えるか聞いてきます。
$ sudo apt-get upgrade
$ sudo apt-get dist-upgrade
私は、'N'で進めました。(デフォルトは'N'のようです)
最初にも書いていますが、多数のソフトもバージョンが上がって、それにつれて設定も変化している部分があるので、注意が必要です。後述しますが、私も嵌まってしまいました。
4.コマンドプロンプトが返ってきたらrebootして完了です。
$ sudo reboot5.hostnamectlでOSの情報を見てみましょう。
$ hostnamectl
Static hostname:#####
Icon name: computer
Chassis: n/a
Machine ID:#####
Boot ID:#####
Operating System: Raspbian GNU/Linux 8 (jessie)
Kernel: Linux 4.1.6-v7+
Architecture: arm
※今回のアップデートでApache2もバージョンが2.2から2.4へ上がったために
403 Forbidden You don’t have permission to accessが表示して、本来のページにアクセスされなくなりました。
次回はこの問題を解決していきます。
・Raspberry Pi2 Apache2.4設定(Jessie版)(1) へ
・Raspberry Pi2 Apache2.4設定(Jessie版)(2) へ
.
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